2018年06月29日
ボーっと生きてんじゃね〜。
世間があまりに騒いでるので、いつもなら爆睡時間を起きて特に好きでもないサッカーをテレビ観戦した。時間の無駄にも思われる長時間を最後まで見終えて、つくづく日本人の劣化を思い知らされた。特に、これが現代の若者感覚なのかと憂国の思いが一層深刻です。これが国を挙げての乱痴気騒ぎなのかと。本年は戊辰の役150年の節目とあって、ここ白河でも記念行事が目白押し。6月の本年始めとなる定例市議会は議員一同「仁」と背中に大書した陣羽織姿で勢ぞろいしての記念撮影。そこには薩長にどんだけ苛め抜かれて今があるなどの怨念は何処にもなくお祝い気分。まさにノー天気なのだ。そもそも日本の劣化は薩長の明治維新以来の政治姿勢にあると、それは先の無益な大戦に突入した反省の無い、今に続く自民一強の政治。勝てば官軍、結果が良ければ全てオーライ。勝つためには虚言、改ざん何でもあり。そこには会津藩が負けても見せた武士の矜持のかけらもない。会津では10歳に満たない子供でも什の掟として虚言を言うてはなりませぬと厳しくしつけられ、それをならぬことはなりませぬと守る武士としての矜持があった。相手チームが負けての決勝進出に拍手喝さいの醜態、その戦法を指揮するリーダーはまさに薩長政治そのもの。これを美しい国と言うらしい。日本の劣化が薩長によって壊され続けて止まない。チコちゃんじゃないけど、ボーっと生きてんじゃね〜と言いたくなる毎日です。
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