2016年05月29日

ふくしま震災遺産保全プロジェクト 白河が東北の顔だからこそできること


 5月28日(土)〜7月3日(日)上記のタイトルで開催中
於:まほろん 福島県文化財センター・白河館
一昨日(5月27日)サミットのついでなのかオバマ大統領が原爆被爆地の一つである広島に来るというのでメデイアは大騒ぎ。これまで現職のアメリカ大統領が一度も来ていないことが大きな理由らしい。それなりにニュースを聞いて知ってはいるが、被爆者を代表してお二人がオバマ大統領と会話をしたが、どんな内容なのかは聞き取れず、当人のNHKアナウンサーとのやりとりを聞く限り、何やら舞い上がってしまったのかべた褒めの感想ばかりで、謝罪を求めるなどの気はまるでなかったようだ。大統領に会わせる人選の段階で失礼の無いよう、話す内容が制限された上での、言わばNHKお得意の茶番だろう。原爆資料館を見た感想を言うでもなく、献花では頭を下げず黙とう、挙句に原爆ドームを見学するのかと思いきや離れた場所から眺めただけ。なぜ、こんな大統領がノーベル平和賞を貰えたのか?真に不思議。核兵器を持たない宣言をするわけでもなく、核兵器を使ったことを詫びるでもない。いったい何しに広島にやってきたのか、不思議なことに誰もこれを言わない。
前置きが長くなりましたが、今まほろんで展示している≪ふくしま震災遺産保全プロジェクト≫という企画の素晴らしさを言いたいために昨日の茶番をこきおろしました。外交上様々に制限はあるでしょうが、原爆ドームも震災遺産もこと人の命に大きく関わる遺産ということでは同じはずです。規模ははるかに小さいけれど、この企画に感動して紹介させてもらいました。
http://www.mahoron.fks.ed.jp/
モノクローム号H26.12.jpg
今日はダービー、残念ながら僕マリナーズ号は出れませんでした。


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2016年05月20日

東北の顔として自信を取り戻そう。

毎日のように報道されている熊本の大震災情報ですが、5年前に東日本大震災が起き、津波、放射能被爆と三重苦の東北ですが、地震に限って言へば被害状況は同じ震度7でも余震の多さは遥かに熊本が多いようです。確かに本震を体験した後の余震は本震以上に恐怖感がありますから、余震におびえる毎日は辛いだろうと想像に余りあります。土壌の特異性から崩壊家屋の多さも目立ちます。そんな中、原発も抱えているわけで、福島県に住む者として似た状況でもあり、なにか手助けができるのではないかと、ここ白河の行政も動いたようです。その一つは、熊本のシンボルと言える熊本城の城壁崩壊の修復です。白河のシンボル小峰城の城壁も崩壊し、現在その修復が行われていますから、手助けとして何かと参考になるのではないかと言う事です。歴史的にも、共に熊襲、蝦夷と中央から疎外された時代もあります。南北遠く離れてはいますが、最も理解しあえる間柄とエールを送らせていただきます。
  http://shirakawa315.com/sightseeing/komine.html
 
何度かNHK全国放送で熊本城の修復に合わせて、白河小峰城の城壁修復の模様が放送されて、白河が東北を代表して熊本大震災支援の顔になってゆくのかなと、ちょっと本気になっています。
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2016年05月06日

やっと旗日は終わりました。

それにしても、尊い命が無駄に失われた3日間だったなあという印象が強くありました。私は余命5年、生存率20パーセント宣告を受けたけど、なんとか生き延びている。比べて、なんの宣告もされていない方が簡単に事故とか災害とか事件に巻き込まれて命を落とすのだから、人によっては「神も仏もありゃしない」となるんだろうなと思うが、助かった側から言わせてもらうと、どうなのか?難しい問題です。
助かった命、「有難う」とか「感謝の気持ちでいっぱい」とか思うのですけど「誰に?」となる。担当医にか、見守った家族にか、神、仏、いやいや守護霊だろう、ご先祖様だろうとか様々だ。
全ての人に公平に与えられた命と思うが、その一生は公平にはほど遠い。とと姉ちゃんじゃないけど、「如何したもんかのう」だ。
結論、公平というものが無いのだから、人それぞれと諦める。ひとはひと、自分は自分。これは仏教で言うところの諦念に通じる。仏教に限らず、宗教的観念として悟りにも通じる。覚悟も同じだろう。何時何処で死んでも良い、そんな覚悟で毎日を有難うと感謝の気持ちを忘れずに、楽しく生きたいと思う。モノクローム号H26.12.jpg
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2016年05月05日

今日はこどもの日

「こどもの日」に当たるこどもっていくつ位までを言うのかな?成人が20歳からなら20歳未満?それはないでしょうね。選挙権が18歳からとなった今。
ちなみに「こども」を辞書で見ると幼い子とか童(わらべ)とあるけど、どこまでが幼いのか童なのか年齢は明記していない。あるいは児童と書いてある辞書もあったが、なんだか子供と児童の堂々巡りの感があって要領を得ない。しかし、児童を辞書で見ると、明らかに小学生、小学校に学んでいるこども、小学校在学生などと記してあるのでさらに理解が困難だ。
中学に学ぶこどもは児童ではないけど子供だよね。結局、こどもには年齢の明記はないことになる。もっともこどもに同じ国会議員や市会議員が当たり前にいるからなあ。となると、こどもの日を祝日にして良いものかどうかが疑問に思えて、国旗を掲げてはいるが、複雑な気持ちです。

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2016年05月04日

今日はみどりの日

もともとは4月29日だったのが、昭和の日になったので、よく分からない祝日の日法案だかでこどもの日の前日5月4日になったらしい。日曜に重なると5月6日が振り替え休日となり、3,4,5,6と4連休となる。ただ国民にとっては休日が増えた〜みたいな印象からか、どこの家でも国旗を掲げて祝う習慣が皆無となっている。
そんなことから、当校は振り替え休日にはこれを祝う意味はないので国旗を掲げず、純粋な祝日のみに国旗を掲げている。

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2016年05月03日

今日は憲法記念日

各所で憲法論議があるのでしょう。NHK世論調査で憲法を変えた方が良いは21%、変えない方が良いは31%と繰り返し昨日からニュースで言っているが、現実はどうなのか?特に若い人の言動に注視したい。もちろん、期待を込めて。

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2016年04月25日

凄い!白河に劣らない二本松市

4月22日に二本松市で行われている二本松さくら展に行ってきました。会場はJR東北本線の二本松駅を山側に降りて目の前にある大山忠作美術館です。入館料は一般410円高校生以下200円です。20名以上の団体ですと、それぞれ300円、150円です。5月8日まで開催しています。残り少ないですけど、見応えのある展示会です、是非お出かけください。
二本松市はほぼ人口広さとも白河に同じくらいですが、こじんまりとまとまった非常に整理された清潔感溢れる観光地です。初めて訪れて美術館の他を見たわけではないですけど、駅を降りた印象はとても良いです。もちろん白河と比べての印象です。先ず、白河は文化薫る白河をキャッチフレーズにしていますが、美術館がありません。沢山の美術品がありながらです。
二本松のこの小さな美術館で、今開催では門外不出と言われている東山魁夷の《花明り》が特別出品されているのをはじめ、横山大観2点、河合玉堂2点、上村松園2点、川端龍子1点、伊東深水1点、平山郁夫2点、もちろん大山忠作4点等々いずれも桜を題材とした名作揃いが一同に会した驚くべき展示会となっています。紹介が遅くなりましたが必見です。
  http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/赤い靴はいてた女の子・紐育編.png
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2016年04月07日

新入社員or職員

今に始まった事ではないが、毎年この時期に気になる事、気が滅入る事がある。今住むここ白河に限っての事ではないと思うので、それを前もって断って書きます。
コンビニとかでは、それこそ今の時期に限ってと言う事はないだろうが、昨年に引き続き今回も郵便局のカウンターでの接客態度。一見して新入職員とすぐわかる初々しい若い女性、それも可愛らしいのが共通。接客態度が悪いと言うのではない、可愛らしい顔に似合わないある行動。それは釣銭があった時に、何故か汚い紙幣、あるいはコインを客に渡して平気な事。紙幣は兎も角、コインは「えっ、これがコイン」と言うくらい薄汚れたり、一円玉に至っては半分潰れたものを平気で混ぜて客に寄こす。
過去、何度か上司を呼びつけて叱った事があるが、こう度々だと、言う方が滅入ってしまうし、情けない気分になるのだ。コンビニと違ってれっきとした金融機関である郵便局だったら、見る影もないコインは回収してほしいところなのに、それを手元に残さず客の釣銭に混ぜて返すこの心理がわからない。それが若い新入社員や職員に多く感じられるのも、やりきれない気分になる。すべてが教育の低下だろうと思う。社会に出る前に、学校でも、各家庭でも、人として最低の教育が疎かになっている、そう思う現実がこの時期によくわかる。口先ばかり達者になるのではなく、心の教育は早いほど良いと思うが、それができていない。
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2016年03月10日

明日で5年目、東日本大震災と大津地裁の仮処分決定

放射能禍に見舞われた福島県民にとって、高浜3、4号機停止命令は胸のすく思いで受け止めた。もっともそうでない人も多いのが現実なんだろう。電力自由化を前にした昨年の福島県議選で私はこの問題を大きく取り上げたが、多くの有権者はまるで関心を示さず、推進派の候補者からは、当て助の選挙嫌がらせを堂々とやられたのには驚いた。もっとも、当選するはずもない奴が立候補したばかりに選挙戦になり、無駄な出費を恨んでのことだろうから、大きな声では言えないが選挙民共々、福島県民の意識の低さを現わしていると受け止めている。
原発が如何に採算の合わない事業であるか、これではっきりしただけでも、今回の司法判断には大きな拍手を送りたい。残る大きな問題は、子供たちの健康だ。これも大きく取り上げたが、こちらも、反応はごく僅か。
私の体験では、5年過ぎてから家族全員に健康の異常が発症している。父親は腎臓病を発症し41歳と言う若さで死亡した。引揚者である我が家族は、終戦の翌年、中国から貨物船で引き上げてきて、着いたのが長崎港だった。一か月ほど、家族全員が長崎に滞在した。
核爆弾に勝る原発の事故、未だ騒動が終焉したわけではない。健康問題は、子供、大人に関わりなく、更に注視して行く必要がある。
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2016年03月02日

今日は雛祭り

だのに、何故か平日。当校としては旗日にして国旗を掲げたいんですけどね。そんな日を期待して書いた自費出版の本がもうすぐ、若い企業家の協力で電子本になります。文芸社でいくつも電子本出しているんですけどちっとも売れないので、「赤い靴はいてた女の子」シリーズ陸奥編、紐育編をまとめて、若い人の感覚におまかせで企画したものです。内容は、女性の時代が来る、来て欲しい、来るべき等々の東日本大震災からの東北復興の夢物語になっています。ヒラリーアメリカ大統領誕生も予言的に書いた内容なので、ヒラリーさんには是非勝ってもらわないと、読んでもらえないかもね。
時期を得た電子本発売になって、たくさんの人に読んでもらいたいです。乞う、ご期待!
がんばれ!若者企業家です。
赤い靴はいてた女の子・紐育編.png
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2016年02月11日

今日建国記念日

快晴、これを日本晴れと言う。しかし、残念ながら空を見てそんな感慨に耽る余裕のある人はいないようだ。日本だけで無しに世界が、金、金で右往左往。ISの脅威が広がるとの懸念もある中、北朝鮮の破れかぶれ的国威発揚も、近隣国だけに不安の種。そんな中、若者の頑張り、特に、本年は18歳から選挙権があることになる大きな政治の節目。とかく、選挙と宗教は煙たがれる存在とされ、敬遠してきただろうけど、若者の積極的な選挙権行使で大きく政治が変わる、生活が変わる、そんな可能性が、若者自身に芽生え始めている、そんな気がするというより、高齢者となってしまった私ですけど、やっとこの国に希望の明かりが見えてきた思いがする。この白河で国旗を掲げてこの日を祝うのが相変わらず私だけだけど、日本晴れの空にはたはたとはためく日の丸が例年と違って、眩しく美しく見える。
若者たちにエールを送りたい。頑張って欲しい。日本の平和、世界の平和、その第一歩は先ずは選挙権の行使からだよ。
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2016年02月01日

早2月ですか

体力の割りに書く事が多すぎてまとまらず、時間だけが過ぎて行きます。褒めることは褒めて、苦言は苦言で、一応書いておきます。先ずは若者が頑張っていること、褒めたいことの第一。苦言は相変わらず世界的にも二流、三流を抜けきらない政治。安倍ちゃんが、頑張っているよなんて床屋のおばちゃんが言っていたけど、こんな政治に大きな不満を持たない大人にも苦言。
いずれにしろ、書くこと多すぎだよ。体力が追いつかないので、先ずは養生します。

追記:この度若者の応援で下記の本が新たに電子本に3月予定でなります。よろしく。

赤い靴はいてた女の子・紐育編.png
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2016年01月07日

穏やかな正月だったけど、

昨年は大腸癌と言う大病に見舞われて、現実に自分の死と向き合った一年でした。手足の痺れと言う癌治療での副作用が後遺症として残った現在です。足元はふらつき、手の指先の感覚がマヒ状態で細かいものが掴めず毎朝シャツのボタンかけに手間取るのをはじめ、ズボンのチャックが儘ならず小便に手間取るやら、缶のプルトップもほぼダメ。それでも、その代償としてか、癌転移は起こらず新しい年を迎えて、母校青山学院の箱根駅伝での完全優勝も見る事が出来たのですが、昨年の優勝時の歓喜ほどの感激は、何故かありませんでした。
なぜだろうと考えた結論ですが、命ある慶びの大きさが勝っているからだろうと。昨年も随分沢山の著名人が亡くなられましたが、思い起こすことはあまりありません。むしろ、忘れてしまっています。故人には大変申し訳なく思います。命あっての物種、死んだらおしまい、と言う事でしょう。何だか寂しい限りですが、昨今、この命がとても軽くなっている社会現象があってのことだろうと思います。
昨日、北朝鮮が水爆実験をしたと誇らしげに世界に向けて報道し、そらみたことか、安保法案改正は正しい選択だったじゃないかと。オバマ大統領が無辜の子供が銃の犠牲になっている現実を憂い、銃規制を大統領権限で涙ながらに強行すると述べれば、情の説教はいらないと。
2016年、世界は一体どんな進路を選ぶのだろうか?
私は生き残った命の慶びが勝ってと言いましたが、そんな時代背景が現実に合ってのことだと思います。命があまりにも軽く扱われていることに大きな危惧を持ちます。こんな私の命でも、助かった意義は大きいと。だったら、残りの人生、生きる喜び、命の尊さ、平和のありがたさを、引き続き訴え続けて行きます。
本年もよろしく。
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2015年12月19日

晴れて寛解?

癌という厄介な病魔に見舞われて9ヶ月が過ぎようとしている。3月に大腸癌で手術、ステージは極悪のWの一歩手前で、手術ができたのはラッキーでした。しかし、かなり周辺のリンパ球に転移しており6ヶ月間の化学治療を選択せざるを得なかった。この選択はかなり患者としては厳しいもので、抗がん剤治療そのものがほぼ無意味的な風潮が既にあり、患者はただ副作用で苦しむだけだという極論も当たり前にあり、医療機関では完全に意見が二分されていて、実際に、医者が積極的に薦めるということがなく、「どうしますか?」なのだ。
現実に何人かの知り合いもいて、手術だけで終えている人もいて、ただそういう人はステージがUとかVで、私のように既に癌細胞が腸壁を破ってリンパ球とかに転移はしていなかった方が殆どで、私としては迷う所でしたが、体力的に副作用に耐えられるかもの淡い期待で、化学療法を選択しました。結果、大変な副作用を実体験しました。途中、何度か気持ち的に続かないので断念しようと思いましたが、そんな中で市長選挙、県議会議員選挙があり、本来であれば当然立候補などできる状態ではないのですが、憂国の侍を自負する私としては、選挙が無投票になると聞いて、私は迷わず立候補を決めました。何故なら、当選が百パーセントない事は誰もが認めるだろうし、だったら今までに同じく、言いたいことを言うだけの立候補に徹して、それが誰に迷惑を掛ける事ではないだろうと、病魔に負けて苦しんで野垂れ死にする前に、気力のある今こそ、言いたいことが言える最後の時なのだと、そう思いました。
この気力が幸いしたのか、今日、精密検査の結果、担当医師より《寛解》ですと言われました。これは正直「驚き」です。私は癌で何人かの知人の死を看取りました。それぞれ壮絶な最後でした。癌なんかに絶対負けないを口癖にしていた気丈夫な女性もいましたが、勝てませんでした。川島なおみさんをはじめ、この一年芸能界の有名人が何人も壮絶な病魔との戦いを経て亡くなってもいます。女子プロの北斗さんはその後どうされているのか分かりませんが、突然の訃報があるなどしたら、多くの人がまた悲しむことになるのでしょう。癌と言う病魔は本当に恐ろしいと思います。被曝し続けている福島の子供たちは今後どうなるのでしょうか?癌と言う病魔が子供たちを襲ったら、、、。
一昨日映画「母と暮らせば」を見てきました。山田洋次監督は自分としては、戦後70年を期して、これが最後の作品になるようなコメントもしているほどの鬼気迫るものがあります。主演の吉永小百合さんも原発反対の立場から長く詩の朗読を続けてこられての今回の出演、こちらも鬼気迫ります。生き残って、長生きして、原爆の、原発の怖さを伝えてゆきたい、私も同じ気持ちで、その気力で病魔に勝ったのかなと。
まだまだ油断はできませんが、今世界が大変な危機に面していて、愛と平和が風前の灯のようにも感じるからこそ、生き延びることができるのなら、少しでも世界平和のために役に立ちたいと、改めて思います。
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posted by wh_meary at 18:26| 福島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) |  黒森便り〈ブログ版) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月16日

福島県議選に落選 それでも供託金は戻ります


  5日告示15日投票で行われた福島県議会議員選挙。昨日投票が行われ即日開票。結果は次に通り。
当 12,453 渡辺義信 52 自現 C
当 11,048 満山喜一 64 自現 C
当 10,454 三村博昭 73 民現 C
   1,783 金山 屯 75 無新
この結果、私が大敗している事は事実ですが、内容は私の大勝であることを自慢ではなく、私に投票された皆さんに成り替わってお話しさせていただきます。現職3名の得票数はその順位と合わせて、前回の選挙とほぼ同数です。即ち、現職3名で投票率の34.81%にほぼ同数で、その意味は後援会、支持者以外は殆ど選挙に行かなかった、それほど関心の薄い選挙であった。そして、私の獲得した1,783票は選挙に関心を持って雨の中わざわざ私の名前を書くために投票所に足を運んだ方々と言えるでしょう。
その結果私の供託金が戻ってくるばかりか、運転手として雇った人件費とそのガソリン代の百%が公費として認められます。即ち、私は殆ど持ち出しなしで選挙運動をやったということであり、一方の現職3人はやらずもがなの選挙に大金を使い、全く前回に同じ結果に終わっているのですから、何のための選挙だったのか、ただ一方的に私に責められての10日間だったことになります。
7回目の選挙となりますが、回数を重ねるごとに少しづつではあるけど、着実に支持者を増やしている事は私の誇りです。支援された方々の期待を裏切らずに、これからも選挙はもう無理にしても、東北、福島、白河のために、特に子供たちの教育格差については地方格差にもつながる重要課題であり、命ある限りその改善に尽力したいと改めて思う今回の選挙結果でした。 赤い靴はいてた女の子・紐育編.png
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2015年10月29日

福島県議選出馬を決めました。

体調不良から冬眠宣言をしていましたが、福島県議選で無投票の区が複数あり、私の居住する白河市も無投票になる公算が強まり、冬眠どころではなく、国体の危機を直感し急遽出馬宣言を病室よりさせていただきました。幸い、不安視していた癌の転位は無く、副作用も何とか耐えられそうなので、家族の強い反対はありましたが、先の市長選に続き、憂国の士として、国体護持を掲げ、今回で6回目となる選挙に出馬させていただきます。大義名分としては第一に無投票阻止ではありますが、現安倍政権の暴走阻止の意味合いも大いにあります。そして何よりも「脱原発」です。原発は今回の福島に限らず、これからも国土の破壊の最大の因です。脱原発、即廃炉、当然に再稼動反対です。
来年には8兆円市場とも言われる電力の自由化が本格化します。原発の必要性は時代錯誤とも言えます。被曝県である福島が先取りして、新市場で存在価値を高める絶好の機会でもあります。福島県から脱原発宣言を鮮明に宣言すべき重要な選挙だと思います。この機会を失うと、復興は一層遠のき、風化も加速します。
これを歓迎しないのは誰も同じでしょうが、来年の参議院選挙より18歳での選挙権が認められるわけで、福島の若者たちの政治的関心の盛り上がりにも期待したい。今回の選挙がその先駆け的な関心の元で、投票率が今後の福島の歩むべき道の道しるべにもなる重要な選挙になるはずです。

私としても最後となる出馬でしょうし、明日の福島を担う、明日の日本国を担う若者たちへ、最大のエールを送り続けてこの選挙を全うしたいと思います。続きを読む
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2015年09月08日

暫く休眠します。

抗がん剤治療で体調が思わしくなく、検査の結果副作用として血小板の量が著しく低下、一旦回復を待つなどして現在やっと全12ステージ中9ステージを終えましたが、この後残りの3ステージを無事に完遂できるかどうか、食欲不振、倦怠感、手足の痺れと副作用は一段と増してなんとも言えません。そんな中、愛馬の頑張りが一番の良薬と期待するも、愛馬芦毛三トリオの長女オフェーリア号が足首の腱を裂傷で競走馬生命を絶たれ抹消、前回2着と好走したいまだ未勝利のこれも期待のモノクローム号がまさかの最下位で、こちらも故障か?であれば年内に勝ち上がれなければ末梢となる。
残りの期待の一頭マリナーズはいまだに、何故か売れ残っている始末。ここまで落ち込むと、やっぱり私が頑張るより他はないとなりますね。あれこれあせっても、ますますの底なし沼。ここはひとまず、永眠ならぬ休眠宣言をせざるをえません。英気を養い天命を待ちます。
運あれば、ふたたび戻って(もちろん愛馬共々)大暴れしてやるぞ〜、という事です。よろしく。

追伸、残念ながら老いた愛犬も、度々の私の入院で、絶不調。
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2015年08月01日

嬉しい、嬉しい二着!だけどまだ未勝利

おどろきました、ダート上手だよね。先の4戦、何故芝にこだわったのかな?最後はばてたけど、二着は充分に確保。このまま無事に行けばダートで勝ち上がるのは時間の問題。オフェーリア、マリナーズずもこれに刺激を受けて頑張りそうだし、楽しみが一気に倍増。モノクローム号、みんなの期待を裏切らないでね。無事是名馬の格言もあることだし、調教師さんには健康管理よろしくおねがいしま〜す。

マリナーズシチー.jpg
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2015年07月31日

モノクロームシチー8月1日新潟3Rに出走:久々の実戦でいきなりは?

5月9日以来となる実戦。初出走が昨年の10月、新馬戦でいきなり掲示板に載って期待を持たせたがその後が芳しくない二桁着順の繰り返し。でもまだ4戦しかしていないし、その総てが芝のレース。ダートは今回が初めてで、ダート適正で、相手が相手だし一気に未勝利を脱してくれるかな?人気もないようだし、馬券は高配当になりそう。芦毛は夏場に強いというし、折角そろった当校の芦毛トリオ。その先陣をきってがんばってほしいね。

モノクロームシチー号
8月1日以降の新潟競馬。
今週の出走を予定していますが、調教の状態と想定を見て決めます。金成師は「先週はウッドコースで強めに追い切りを行いました。動きについては問題ないので、新潟戦に向かいたいと思います。初のダート戦となりますが、変り身を期待しています。乗り役については吉田隼人騎手にお願いしてあります」と伝えてきました。
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久々の実戦だけど、

5月9日以来の実戦。下記のコメントからも勝つ気があるのか無いのかようわからんとぼけた

モノクロームシチー号
8月1日以降の新潟競馬。
今週の出走を予定していますが、調教の状態と想定を見て決めます。金成師は「先週はウッドコースで強めに追い切りを行いました。動きについては問題ないので、新潟戦に向かいたいと思います。初のダート戦となりますが、変り身を期待しています。乗り役については吉田隼人騎手にお願いしてあります」と伝えてきました。
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